緊急申入書では、中間年改定について、2016年に決定された「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針(4大臣合意)」に基づいて実施されているものの、当時の前提や環境変化を踏まえて廃止し、薬価制度の抜本的見直しと中医協の改革に着手するよう改めて訴えた。
収載状況の内訳を見ると、内用薬が11成分17規格44品目、注射薬が8成分16規格17品目、外用薬が4成分5規格10品目で、歯科用薬剤の収載はなかった。
新潟大学は11月28日、野菜や果物の摂取が少ない慢性腎臓病患者(血液透析患者)は、10年後の死亡リスクが高いことを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科腎研究センター病態栄養学講座の田中舞大学院生、蒲澤秀門特任講師、細島康宏特 ...
国立がん研究センターは11月28日、NK(ナチュラルキラー)細胞リンパ腫の新規マウスモデルを開発し、その発症メカニズムを解明したと発表した。この研究は、同センター研究所分子腫瘍学分野の古屋淳史外来研究員(慶應義塾大学医学部内科学教室(血液)専任講師) ...
畿央大学は11月26日、脳卒中後の運動障害が招くさまざまな不快感から、「自分が自分の運動を制御している」という感覚である運動主体感を分離して評価し、運動主体感が上肢使用量に影響することを明らかにしたと発表した。この研究は、同大ニューロリハビリテーショ ...
札幌医科大学は11月28日、口腔がん細胞の増殖を促進するRNA分子(LINC02154)を発見し、その作用機序を明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学部分子生物学講座の新沼猛講師・鈴木拓教授ら、同大学の細胞生理学講座・佐藤達也准教授、口腔外科学 ...
近い将来、切手サイズのウェアラブルパッチを皮膚に貼ることで、連続的に血圧を測定できるようになるかもしれない。米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)ジェイコブス工学部のSai ...
HSCTは、大量の抗がん剤投与や全身放射線照射による前処置を行った後に、ドナー造血幹細胞を移植する治療。ALLなどの血液疾患の患者に治癒をもたらし得る治療法だが、原疾患の再発と、治療に関連した合併症による死亡(TRM)が課題である。
先進国での研究では、PCV導入後7年以上経過すると、ワクチン血清型肺炎球菌がほとんど見られなくなり、4回接種した場合と3回以下の接種をした場合の効果に違いがなくなることが報告されている。この知見に基づき、ワクチン血清型肺炎球菌に対する集団免疫が確立さ ...
まず、社会の人々に意見の同調がなく、各々の意見が統計的に独立している場合、協力行動が進化的安定状態になり得ないということが示された。これは、社会規範の複雑さや、評判が「良い・悪い」の2項対立か否かなど、モデルの詳細に依存しない普遍的な結果だ。
要請書では、2016年12月の四大臣合意に基づき実施された中間年改定について、デフレからインフレへの移行や停滞する医薬品の流通改善、新薬創出力の低下、ドラッグラグ・ロスの再燃など「方針が決定された当時とは前提や取り巻く環境が大きく変化しており、時代に ...
厚生労働省は11月29日、ラインファーマの経口人工妊娠中絶薬「メフィーゴパック」の使用に関する通知を改正し、関係団体による講習などの実施をはじめ適正使用を確実に進めるための体制整備が完了するまでの間は、入院可能な有床の病院や診療所で使用するよう関係団体に要請した。一方、同剤はミフェプリストン、ミソプロストールを投与するパック製品で、2剤目のミソプロストールを投与された人に対しては居住地が投与施設の ...