2024年最後の中銀ウイークの焦点となった19日。米連邦準備理事会(FRB)は3会合連続となる0.25%の利下げを決きめた。日銀は追加利上げを見送り、ほぼ市場の予想通りの結果となった。日米金利差が縮小したにもかかわらず、外国為替市場では円安・ドル高が ...
今週、産業界で最も耳目を集めた話題はホンダと日産自動車による経営統合に向けた動きでしょう。将来的に日産が筆頭株主の三菱自動車が入ることも視野に入れており、国内3社の統合が実現すれば販売台数で世界3位の自動車メーカーが誕生する見通しです。「100年に1 ...
海外不振は公用語化失敗ではない。今はノウハウ外販も 2010年に英語公用語化を宣言し、第一次英語ブームの口火を切った楽天。全社員へTOEIC800点取得を要求し、国内向け部署でも英語会議を義務化するなど、その施策は他の公用語化企業と比べても最も急進 ...
日本経済の先行きに不透明感が強まる中、注目を集め始めた中小企業の「淘汰論」や「不要論」。この大胆な理論を実行に移すとすれば、社会の混乱を防ぐために少なくとも次の2つの条件をクリアすることが欠かせない。 ①消滅する中小企業が生み出して ...
MIXIが新たなSNSサービス「mixi2」を始めた。2004年に提供を開始した元祖mixiのコンセプトは継承しつつ、招待制で対象は18歳以上。利用規約で「選挙運動に抵触する行為は禁止」と明記した。「荒れるX」に不満を募らせる層に乗り換えを促す狙いが ...
ベテランデスクと記者が7つの事例を深掘りする 最近の破綻事例で、特徴的な傾向を挙げるとすれば何だろうか。古いビジネスモデルから脱却できなくて、破綻するケースが増えているように感じるが。 井上:増えているね。人口減少やグローバル化に伴い ...
『日経ビジネス』の人気コラム「有訓無訓」の中から、読者の反響が高かったものを厳選し、『日経ビジネスオンライン』で公開します。 ※日経ビジネス電子版のフォロー機能はリゾームによって提供されています。
在庫は悪である──。ビジネスに携わる者なら一度は耳にしたことのあるフレーズだろう。部品という半製品を抱える製造業はもちろん、商品在庫を持つ小売業でも、在庫が経営を圧迫するとの解説はよく聞かれる。そんな考えを一変させた経営者がいる。
日本でのカイゼンは現場でするが、米国では会議室で始まる――。この「極言暴論」のテーマにぴったりかなう面白い話を見つけた。米国企業でカイゼン活動をやろうとすると、まず会議室で議論しなくてならないとのことだが、そんな「面倒臭い」米国企業に日本企業が負ける ...
人材戦略と経営戦略の連動は、中堅・中小企業こそ重要課題だ。ココナラやunerryは1人当たりの生産性向上策をストーリーで示す。長期目線で成長を支える株主を得る上でも、際立つ開示が不可欠だ。
時代はこれから激変する――。そんな予感は誰しも抱く。「いや、既に大変化の真っ最中だ」と見る向きだってあろう。では来るべき次代とは、果たしてどんな姿をしているのか。データがあらゆるものごとのベースとなる、「データ駆動型」の社会である。
「次期中計(中期経営計画)の方向性を示せた」。日立製作所がスイスの重電大手ABBから送配電などの電力システム事業を約7000億円で買収すると発表した12月17日。日立の東原敏昭社長兼CEO(最高経営責任者)は記者会見でこう語った。 2017年度の売上高が100 ...